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では、どうやって何万色もの色を再現するのか? これは赤(R)、緑(G)、青(B)の明るさを、それぞれ256段階(0〜255)で指定することにより実現します。たとえば「赤:255、緑:0、青:0」と指定すれば「赤」が表示されます。同様に、「赤:255、緑:0、青:255」と指定すれば赤と青が混ざって「紫」が表示されます。「薄い紫」を表示するには「赤:100、緑:0、青:100」のように、赤と青の明るさを低めに指定します。このように、赤(R)、緑(G)、青(B)の明るさを個別に指定し、あらゆる色を表現していくわけです。
なお、この指定には16進数を利用するのが一般的で、RGBを各2桁ずつ計6桁の16進数で色を表現します。16進数では、10が「A」、11が「B」、12が「C」、…、15が「F」と表記され、2桁の表記では「FF」=(15×16)+15=255が最大値となります。また、先頭には「#」を付け、表記が16進数であることを示します。よって、たとえば「#FF55AA」の色は、「赤:255、緑:85、青:170」の色となります。
※FF=(15×16)+15=255
55=(5×16)+5=85
AA=(10×16)+10=170
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●全ての色は3原色の組み合わせで作成できる
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「#FFFFFF」 (白) |
「#888888」 (灰色) |
「#000000」 (黒) |
「#FFFF00」 (黄) |
「#FFA500」 (オレンジ) |
など |
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